石橋糀屋
会津若松市御旗町3-26
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糀 の 製 造 工 程
1日目は米を洗い水に浸します。
2日目は、蒸した米を一度布の上に広がします。手で蒸米の固まりをほぐして自然の状態で温度をみながら糀菌を加えます。良く手で混ぜながら最適の温度になるまで待ちます。その際送風機などを使って強制的に温度を下げると米の表面が堅くなり良い糀ができません。
次に糀菌を加えた米を糀室の床(とこ)と呼ばれている台の上に入れて寝かせます。
その後昼と夜の2回、温度が均一になるように床の上でよく混ぜ合わせます。(床揉みと呼んでいます)2回目の床揉みをするころには、米の固まりが簡単にほぐれるようになり、米の一粒一粒に糀菌が繁殖を始めたのがわかるようになります。
3日目の朝になると床の米も温度が上がり始め表面にはっきりと糀菌の繁殖が確認できるようになります。床の米をよく混ぜあわせ糀箱に一つずつ盛ります。(糀箱を使って糀を作ることは大変手間がかかるので最近ではあまり使われなくなりました。) その後、糀菌の繁殖具合を見ながら手でよく混ぜミゾを切る作業を行った後、糀箱と同じ箱でフタをして四段の高さまで段違いに積み重ねます。室の温度と糀の温度を調整しながらねかせます。
4日目の朝、室から糀を出して出来上がりです。出来た糀は箱のまま段違いに積み自然の状態で冷まします。送風機や温風などで乾燥させないので適度の水分を含んだ生の状態でお使いいただけます。
これで当店自慢の白い手造り糀の完成です。